
お中元のマナー完全ガイド|時期・のし・相場の悩みを一挙解決
お中元は、日頃お世話になっている方へ感謝を伝える日本の夏の風習です。その起源は中国の「中元祭」と日本の「お盆」が結びついたものとされます。伝統的な行事だからこそ、贈る時期や「のし」の書き方といったマナーの正しい理解が重要です。本記事では、お中元の基本マナーを、地域ごとの違いや最新の傾向を含めて解説します。

出典:イラストAC(2026)「お中元 熨斗イラスト」/home/ubuntu/upload/search_images/bmaNxiCGCxpJ.jpeg
目次
【地域別】お中元を贈る正しい時期と最新の傾向
お中元を贈る時期は地域によって大きく異なり、相手の地域に合わせたタイミングで手配することが基本です。
東日本・西日本の一般的な時期と最新傾向
関東地方は6月末から7月15日頃までが一般的ですが、配送集中を避けるため6月20日頃から贈り始める早期化の傾向があります[1, 2]。関西地方など西日本は旧盆の影響で時期が遅く、7月中旬から8月15日頃までが主流です。
| 地域 | 一般的なお中元の時期 | 最新の傾向・注意点 |
|---|---|---|
| 関東・東北 | 6月末〜7月15日頃 | 6月20日頃から贈る早期化の傾向あり |
| 関西・中国・四国 | 7月中旬〜8月15日頃 | 関東の影響で早期化するケースもある |
| 九州 | 8月1日〜8月15日頃 | 7月中に贈る人が増加傾向 |
| 沖縄 | 旧暦の7月15日まで | 毎年変動するため要確認 |
時期を逃したら「暑中御見舞」「残暑御見舞」へ
時期を過ぎた場合は表書きを変更します。立秋(8月7日頃)までは暑中御見舞、立秋を過ぎ8月末までは残暑御見舞とします。
失敗しない「のし・水引」の書き方と包装のマナー
贈り物に添える「のし紙」には、日本の伝統的な文化が込められています。
水引は「紅白蝶結び」が基本ルール
お中元は何度繰り返しても良いお祝い事のため、水引は紅白の蝶結び(花結び)を使用します[1, 3]。水引の本数は5本または7本が一般的です。のし紙の上部には「御中元」と表書きし、下部には贈り主の氏名をフルネームで濃い墨の毛筆か筆ペンで縦書きします。
内熨斗と外熨斗の使い分け
のし紙の掛け方は、包装紙の上からかける外熨斗と、箱に直接かけてから包装する内熨斗があります。手渡しする場合は外熨斗が適しています。
相手に喜ばれるお中元の相場とギフト選びのポイント
お中元の予算は、相手との関係性によって適切な範囲があります。高価すぎるとかえって相手に負担をかけてしまうため、適度な価格帯を選ぶことが大切です。

出典:郵便局のネットショップ(2026年)「お中元とは?由来やお歳暮との違い、マナーについて一挙に紹介!」https://www.shop.post.japanpost.jp/column/ochugen/ochugen_toha.html?srsltid=AfmBOorXbE1xHuxH_G9YI1qeOBTmkgvFcqwg_XZFK8yCRFnXAb2qULtV
関係性別の一般的な予算相場
親しい友人や家族には3,000円〜5,000円、特別にお世話になった方には5,000円〜10,000円が一般的な予算とされています。
贈答を避けるべき品物と選び方のコツ
目上の方へ現金や「踏みつける」を連想させる靴下、「勤勉を促す」を連想させる時計・筆記具などを贈るのは避けるべきとされています。贈り物は、相手のライフスタイルや家族構成を考慮して選ぶと喜ばれます。好みが分からない場合は、多彩な商品から選べるカタログギフトも有効な選択肢です。
お中元へのお返しとお礼状のマナー
お中元は日頃の感謝を伝える贈り物であり、基本的にお返しは不要です。しかし、いただいたことへの感謝を伝えるために、品物が届いてから3日以内にお礼状を出すのがマナーです。お礼状には、品物が無事に届いたことの報告と、いただいた品物への感謝を丁寧に記します。
参考文献
・株式会社ハーモニック「覚えておきたいお中元の基本マナーとは?地域別の贈る時期とギフトの選び方について詳しく解説!」 https://www.harmonick.co.jp/media/archives/19750/?bno=media_blog
・株式会社三越伊勢丹「【2025年夏】お中元の時期を地域別にご紹介|お取引先へ感謝を伝えよう」 https://business.mistore.jp/magazine/article/3966
・日本郵便株式会社「お中元の熨斗(のし)のマナー|水引の種類と結び方、正しい表書き」 https://www.shop.post.japanpost.jp/column/ochugen/ochugen_noshi.html




