
ホヤの旬はいつ?三陸産は初夏から夏、身が厚く美味しくなる理由
「ホヤ 旬」と検索する方の多くは、産直やスーパーの店頭にホヤが並ぶ時期を知りたい、あるいは最も美味しい時期を逃さず味わいたいと考えているのではないでしょうか。結論から言うと、ホヤの旬は初夏から夏にかけてとされています。三陸海岸で養殖される真ほや(宮城県などで水揚げされる代表的なホヤ)は、旬の時期や特徴を知ることで、より美味しく味わうことができます。
この記事でわかること
- 三陸産ホヤの水揚げ時期と、身が最も厚くなる時期
- 夏のホヤが美味しくなる理由と産卵期の関係
- 三陸がホヤの主産地になった理由
- 旬のホヤの選び方と、旬以外の楽しみ方
目次
ホヤの旬は「初夏から夏」-三陸産ホヤの水揚げ時期
水揚げは3月頃から始まる
三陸海岸で養殖される真ほやは、3月頃から水揚げが始まり、初夏から夏にかけて旬を迎えます。産地では水揚げの時期に合わせて出荷体制を整え、旬のホヤを新鮮な状態で市場に届けています。
参考:蒸しほや(むしほや)
参考:にっぽん伝統食図鑑
身が最も厚くなるのは6月から7月
水揚げが始まったばかりの春先のホヤは、まだ身入りが充実していく途中の段階です。岩手県水産技術センターや北海道の資料では、身が最も厚くなる6月から7月をホヤの旬としています。
出典:ミニ知識/マボヤ
出典:マボヤ[真海鞘]

なぜ旬のホヤは美味しいのか-産卵期とグリコーゲンの関係
冬至から早春にかけて産卵期を迎える
なぜ夏のホヤが美味しくなるのかは、産卵期と栄養の蓄積サイクルに理由があります。ホヤは冬至の頃から早春にかけて産卵期を迎えます。
出典:蒸しほや(むしほや)
産卵後、春から夏にかけて栄養を蓄える
産卵を終えたあとの春から夏にかけて、ホヤは餌を盛んに食べて成長します。この間に体内に蓄えられるのが、旨みや甘みのもとになるグリコーゲン(動物の体内でエネルギーを蓄える多糖類の一種)です。産卵という大仕事を終えたあとに栄養を蓄えていく時期こそが、私たちが「旬」として味わう夏のホヤにあたります。
参考:蒸しほや(むしほや)
夏のグリコーゲン量は冬の8倍になる
農林水産省の資料によれば、冬に比べて夏のホヤはグリコーゲンの含有量が8倍にもなるとされ、亜鉛や鉄分、タウリン、ビタミンB12なども豊富に含まれています。産卵期と旬の時期の関係を知っておくと、なぜ夏場に美味しくなるのかが理解しやすくなります。
出典:蒸しほや(むしほや)
三陸がホヤの主産地である理由
複雑な海岸地形と豊富なプランクトン
ホヤの旬を語るうえで欠かせないのが、三陸海岸の存在です。三陸の海は複雑に入り組んだリアス海岸地形と、豊富なプランクトンを有しており、ホヤの成育に適した環境が整っています。
出典:蒸しほや(むしほや)
明治時代に気仙沼市唐桑町で養殖が始まった歴史
今から120年ほど前の明治時代、現在の気仙沼市唐桑町で養殖が始まったとされ、特に牡鹿半島の北側を中心に養殖が盛んに行われてきました。横田屋本店も、唐桑町と同じ気仙沼市に店を構えています。
出典:蒸しほや(むしほや)
宮城県が全国生産量の約8割を占める
その結果、現在では宮城県がホヤの全国生産量の約8割を占める、日本屈指の産地となっています。こうした地域の気候風土と長い歴史の積み重ねが三陸産ホヤの品質を支えており、旬の時期には、多くのホヤが三陸から全国へと出荷されています。
出典:蒸しほや(むしほや)

旬のホヤを選ぶ・味わう際の注意点
鮮度が落ちやすいので早めに食べきる
ホヤは鮮度が落ちやすい食材で、時間が経つとえぐみや臭みが出やすくなるため、できるだけ新鮮なものを選び、早めに食べきることが大切です。
参考:蒸しほや(むしほや)
新鮮なホヤの選び方やさばき方は、こちらの記事で紹介しています。
身の厚い時期を狙う
身の厚みは時期によって変わるため、身が最も厚くなる6月から7月を狙うのも一つの目安になります。
出典:ミニ知識/マボヤ
旬以外は加工品で楽しむ
旬の時期を過ぎても、蒸しほやや塩辛などの加工品であれば、季節を問わずホヤの風味を楽しむことができます。蒸すことでにおいが抑えられ、独特の風味が苦手な人でも食べやすくなるとされています。旬の生ホヤと、通年楽しめる加工品を使い分けるのも一つの工夫です。
参考:蒸しほや(むしほや)
ホヤの種類と食べ合わせの基礎知識
真ほやと赤ほやの違い
宮城県周辺で水揚げされるのは「真ほや」と呼ばれる種類で、黄色みを帯びた身と凹凸のある殻が特徴です。これに対し、北海道の太平洋側やオホーツク海側には、身が赤く、殻の表面に凹凸がない「赤ほや」も生息しています。
出典:蒸しほや(むしほや)
出典:マボヤ[真海鞘]
出典:アカボヤ
「海のパイナップル」と呼ばれる理由
ホヤは凹凸のある独特な形状から「海のパイナップル」と呼ばれることもあります。
参考:蒸しほや(むしほや)
相性の良い食材
ホヤの旬と同じ時期に旬を迎える野菜がきゅうりで、さっぱりとした味わいが濃厚で独特な風味を持つホヤと好相性であることから、酢の物などで一緒に食べられることが多いです。旬の時期を把握したうえで、新鮮な三陸産のホヤを味わってみてはいかがでしょうか。
参考:蒸しほや(むしほや)
ホヤを使ったレシピは「ほやが苦手な方にこそ試してほしい!加熱で甘みが増す「ほやのアヒージョ」|横田屋本店のおさしみほやで作る絶品レシピ」で紹介しています。
よくある質問
Q1. ホヤがいちばん美味しい時期はいつ?
身が最も厚くなる6月から7月が一つの目安です。三陸産の真ほやは3月頃から水揚げが始まり、初夏から夏にかけて旬が続きます。
Q2. ホヤが夏に美味しくなるのはなぜ?
冬至の頃から早春にかけての産卵を終えたあと、春から夏にかけて旨みや甘みのもとになるグリコーゲンを体内に蓄えるためです。冬に比べて夏のホヤは、グリコーゲンの含有量が8倍にもなるとされています。
Q3. 旬のホヤと一緒に食べたい食材は?
同じ時期に旬を迎えるきゅうりがよく合います。さっぱりとした味わいが濃厚で独特なホヤの風味と好相性で、酢の物などで一緒に食べられることが多いです。
Q4. 旬のホヤを買うときのポイントは?
できるだけ新鮮なものを選び、早めに食べきることがポイントです。ホヤは鮮度が落ちやすく、時間が経つとえぐみや臭みが出やすくなります。身が最も厚くなる6月から7月を狙うのも一つの目安です。
Q5. 旬の時期以外にホヤを楽しむ方法は?
蒸しほややほや塩辛などの加工品なら、季節を問わずホヤの風味を楽しめます。旬の生ホヤと、通年楽しめる加工品を使い分けるのも一つの工夫です。
まとめ
三陸産のホヤは3月頃から水揚げが始まり、初夏から夏にかけて旬を迎えます。身が最も厚くなるのは6月から7月。産卵を終えた春から夏にかけてグリコーゲンを蓄えるため、夏のホヤは美味しくなるとされています。
ホヤは鮮度が落ちやすいので、新鮮なものを選んで早めに食べきるのがポイントです。旬の時期以外は、横田屋本店の「ほや塩辛」のような加工品で三陸の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
横田屋本店のおさしみほや

今年旬を迎えたホヤを、ていねいに皮をむいて冷凍しました。味付けはしておりませんので、生のホヤの風味が楽しめます。
■ここが魅力
①旬の真ほやを丁寧に皮むきして冷凍加工
②味付けなしで素材本来の風味と甘みを堪能
③調理不要で解凍するだけの手軽さ
④料理アレンジにも使える万能食材
新鮮なほやの旨みをそのまま味わえます。
■おいしい召し上がり方
・自然解凍して刺身感覚でそのまま味わう
・ポン酢やレモンをかけてさっぱりと
・オリーブオイルやハーブでマリネ風に
・パイナップルや花椒と合わせて創作料理にも
■仕様
・内容量:200g
・原材料:ほや(養殖・国産)、食塩
・保存方法:冷凍-18℃以下で保存(解凍後は冷蔵保存し、お早めにお召し上がりください)
・配送:冷凍クール便
横田屋本店のほや塩辛

三陸の初夏の味覚「ほや」をほのかに地酒がかおる塩辛に仕上げました。自慢の一品をお召上がり下さい。
■ここが魅力
①三陸産の新鮮なほやを使用
②地酒の香りをほのかにまとわせた上品な味わい
③やわらかな食感と深みのある旨みが特徴
④お酒の肴や贈答品としても人気
三陸の初夏の味覚をそのまま楽しめます。
■おいしい召し上がり方
・冷酒や焼酎の肴としてそのまま味わう
・温かいご飯にのせて磯の香りを堪能
・お茶漬けや冷や奴のトッピングに
・少しずつ盛り合わせて前菜にも
■仕様
・内容量:140g
・原材料:ほや(三陸産)、食塩、清酒、醤油、味醂、砂糖/調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.C)、(一部に小麦・大豆を含む)
・保存方法:冷凍-18℃以下で保存(解凍後は冷蔵保存し、お早めにお召し上がりください)
・配送:冷凍クール便




